小屋の旅 010 (どじょうすくいの小屋)

10.どじょうすくいの小屋 この1.5m四方ほどの小さな小屋は、垂木と貫の建築材で骨組みを造り、正面はポリカーボネートの透明な波板、屋根や側壁などは白いテント用シートでおおっています。建築基準法や建築士免許といった制約から完全にフリーな小屋は、「…

小屋の旅 009 (海越しの立山と小屋)

9.海越しの立山と小屋 3000m級の山々が連なる立山連峰を借景に、すぐうしろに富山湾が迫る「海越しの立山連峰と小屋」です。その立山には古くから信仰の山としての雄山(標高3003m)があり、そこの「室堂小屋」は日本でもっとも古い山小屋として国の重要文化財…

小屋の旅 008 (稲木小屋)

8.稲木小屋 遠出をしようとクルマを走らせると、1日のうちに1度や2度は必ず出くわすのが道路工事の現場。その工事現場にも仮設の小屋は付きものですが、ほかにもやたらと目に入ってくるのが細長い小屋です。これは地域を問わず、いろんなところにあります。…

小屋の旅 007(黒い小屋)

7.黒い小屋 普段はまったく目立たない小屋であっても、雪が降ると見ちがえるほどの存在感を見せることがあります。そもそも小屋そのものはスケールが小さく、その性格から自己主張とは無縁の建物で、また、ことさらかっこよく見せるひともいません。それが小…

小屋の旅 006 (アド小屋)

6.アド小屋 写真は漁師が使っていた「アド小屋」です。復元されたもので、風呂敷のような四角い網を水中に沈め、魚がその網の上にやってきたところを見計らって引き上げる仕掛けです。漁師は小屋のなかで網を上げ下げし、漁はおもに夜間に行われていたようで…

小屋の旅 005 (移ろう小屋)

5.移ろう小屋 小諸市だったか東御市だったか忘れましたが、とにかく長野県で見つけた小屋です。なだらかな丘陵地にご当地名産のソバが植えられ、白い花がいまが盛りとばかりに咲き誇っています、という信州らしい名調子の風景です。9月下旬の旅で出会ったも…

小屋の旅 004 (雑草の玉手箱)

4.雑草の玉手箱 石川県七尾市の田んぼのアゼに建つ小屋です。「建っている」というよりアゼに「置いてある」といった感じでしょうか。付近に畑らしいものはなく、稲作ではこんなに小さな小屋は役に立たないはずなので、なんに使っているのでしょうか、ちょっ…

小屋の旅 003 (留守原の小屋)

3.留守原の小屋 この小屋に出会ったのはほんとうに偶然です。新潟県の松之山から津南へ抜ける道を走っていて、たまたま見つけたものです。小屋も背景の棚田も、あまりにも絵になる景色なので、「なにか、とって付けた人工的な風景だな」と思ったものです。テ…

小屋の旅 002 (光の小屋)

2.光の小屋 能登半島は日本海に面した国道沿いの「光の小屋」です。土曜日の天気のいい昼過ぎに撮った写真ですが、休日ともなるとこのようなバイクでツーリングを楽しむ姿をよく見かけます。海岸線を縫うように続く道は、ドライブを楽しむにはいいコースで、…

小屋の旅 001 (草園の小屋)

1.草園の小屋 これは能登半島にある小屋です。これぐらい小さい建物だと、施工の簡単な片流れの屋根にしそうですが、これはきっちりとした切妻屋根のフォーマルな装いになっています。手前の妻側が建物後部で、玄関がある入り口は反対側に面しています。とい…